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オランダのアムステルダム土産
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:::歴史:::
18世紀中頃、ヨーロッパの王室の室内装飾絵画(デコラティブペイント)として始まり、その後、移民のとともに海を渡り、アメリカに持ち込まれました。
今では世界の各地に、様々な手法や色使いがあり、とても興味深いものとなっています。また、それを活かし、家具や木製品、陶器やガラス、布など、色々な素材に描かれ、生活を彩るアートや民芸品として親しまれています。
ちなみに、ヨーロッパでは主に丸筆で伝統的な絵柄、花や鳥を描くというのが多く、アメリカではカントリーなものからシックなものまで沢山の技法、種類があります。
上部写真は、オランダスタイル、ヒンデールペンと呼ばれるものです。
トールペンは、アメリカにおいて、一躍、一般の人々の間でクラフトとして流行をみせました。それは第二次世界大戦中、ドイツで研究されていた水性樹脂絵の具(アクリル絵の具)がアメリカでほぼ完成したことからです。
:::名前の由来:::
「トール」とはフランス語で「鉄の平板状のもの=ブリキ」からきています。こういったものに描いたことが、トールペイントの語源となったそうです。
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